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    第一種/第二種消防設備点検資格者講習を受講してきました

    お久しぶりです。行政書士・消防設備士の遠藤です。

    最近は全然ブログを更新できておらず、なんだか申し訳ございません。「遠藤さんのブログ読んでますよ」なんて言われたことが一度も無いので誰に謝っていいかも分からないんですが、ページビューがあるっちゃある(無いっちゃ無い)ので、たまに覗いてくれるそこの貴方のために謝っておこうと思います。

    でもね、この時期(秋冬)、ブログで一番読まれているのがカインズの布団の記事なんです。行政書士・消防設備士のブログとしては業務と関係ない記事ばかり読まれていることに「うーん…」と思うところも。もっと皆さんの役に立つことを発信していかないと、と思ってはいるんですが、書くことといえば私の体験記というか備忘録なので、それだけ私が有益な人生を送っていない、ということの証左なのかもしれませんね。

    目次

    ということで、講習を受けてきました

    先日のエントリーで消防設備士(乙六)に合格したことをお伝えしましたが、

    宣言した通り消防設備点検資格者講習(第一種、第二種)に申し込みまして、早速講習を受けてきた、というわけです。講習は第一種、第二種それぞれ3日連続、いずれの日程も9時半~17時前後です。

    電車遅延、マジで注意して!

    中央線お試し期間のグリーン車に乗れてウキウキする私。

    点検資格者講習は3日連続の講習なんですが、法定講習ですので、原則として遅刻が許されないんですね。自動車教習所の授業みたいに。

    なんですが、なんと初日の中央線がまさかの遅延。余裕を持って家を出たはずなのに、新宿駅からダッシュを決めることになりました。1つの講習に約3万5千円払ってますので、電車遅延なんかで俺の貴重な小遣いが吹っ飛んでたまるか!って感じで怒りのダッシュですね。

    会場到着はなんと講習の開始時刻ジャストでした。死に物狂いで走りましたよ。冷や汗なんてもんじゃなく、ゼーゼーと息も絶え絶え汗ダラダラ。2日目からはさらに20分早い電車に乗ることにしました。

    「時間通りに会場に到着する。」

    点検資格者の講習を受ける上で一番大事なことですね。

    講習内容は結構難しい

    それでは講習内容のお話。

    ネット情報によれば、点検資格者の合格率は90%前後だそうですので、取得が簡単な資格の部類に入ります。ですが、講習内容は結構難解です。

    といいますのも、消防設備点検資格者って、実際の建物の消防設備を点検する権利が与えられているわけですから、具体的な点検手段を理解しておかなければならないんですね。なので、講習内容には消防法令、消防設備の知識だけでなく、建築基準法等の関連法令や電気工事関連の知識も含まれます。

    180人近い受講生がいました

    私のような文系人間は受講しても?マークが浮かぶばかりで、部分的にしか理解できないと思います。おそらくそんなことは織り込み済みなのでしょう、最終日の修了考査に出題される問題に関連する知識(ポイント)については、講義中にしっかりアナウンスがあるので、聞き漏らさないようにしておきましょう。

    講習中に説明があった箇所(考査には出題されないけど重要)には4ボールペン等のカラーペンを、考査に出題されるポイントには蛍光ペンでマークしておくのがおすすめです。

    短い昼休憩が楽しみ。

    珈琲・喫茶ブラジル館

    消防設備点検資格者講習の特筆すべき点として、昼休憩時間の短さが挙げられます。休憩時間はなんと50分。飲食店過疎地域だと結構厳しい時間だと思います。

    私は新宿中央公園裏の会場でしたのでそれなりに店がある地域でしたが、最寄りの喫茶店まで歩いて5分程。珈琲ブラジル、というお店にお世話になりました。

    今どき珍しいお店でして、紙巻きタバコを含めて喫煙可能。店内で喫煙エリアと非喫煙エリアに別れているんですが、繋がっていますので、タバコ嫌いの人は避けるのが吉です。私は普段吸わない人間ですが、嫌いではないのでこのお店に決めました。

    珈琲、ピザトースト、デザートに小さなプリンがついて1200円と、値段はここらへんでは普通。(ちょいと高め?)

    珈琲はかなり好みの味でしたね。ピリッとくる感じの。

    マスターがいてネルドリップで入れて、みたいな洒落た店では全然ないので味に期待していなかったのですが、やっぱりタバコが吸える店の珈琲は美味しいような気がするんですよね。

    タバコに合う珈琲を提供するわけでしょ?非喫煙者の好む味とは違うと思うんです。繊細さの真逆というか、棘がある。ちゃんと主張してくる濃いめの珈琲ですよ。

    考査内容と試験対策ポイント。

    講習3日目(最終日)の最後の2時間で、修了考査を受けます。この考査に合格すると晴れて「第一種消防設備点検資格者」を名乗ることができます。

    参考書やノートの持ち込みは不可ですが、講習テキストの持ち込みはOK。私が受けた時は設問が32問出題されました。試験時間は2時間なので、1問あたり3~4分のペースで解いていけば終わります。

    ポイント① 授業は寝ないでちゃんと聞く!

    試験問題の難易度ですが、正直、テキストを見ずに解こうと思うと相当難しいです。また、サラピンのテキストを持ち込んだところで、出題内容の該当箇所を探すのに相当苦労すると思います。おそらく時間が足りないでしょう。

    講師が「ここがポイントなのでマークしといてください」とお話された箇所をしっかりマークしておき、考査ではマーク箇所を中心に見返すことになります。

    授業内容によっては眠くなる時もありますが、マーク箇所を聞き逃さないように気をつけましょう。

    ポイント② インデックスシールを貼ろう。付箋は微妙。

    ほとんどの受講生は、テキストに付箋をペタペタ貼っていました。講師の方が解説したマーク箇所に付箋を貼るんですね。

    確かにこのやり方だと、試験に出る可能性のある箇所を一発で開けるので便利に思われるでしょう。ただ、このポイントは100箇所以上あるわけですね。相当な付箋の数になります。また、付箋だけ貼っても、何についてマークした箇所なのか、付箋からは判別できませんので、付箋を一個一個開いて中身を確認する作業が必要になります。

    実際の試験問題は四肢択一で、4つの肢がバラバラのジャンルから出題されるんですね。

    問題例

    肢1:消火器は…

    肢2:スプリンクラーは…

    肢3:屋内消火栓は…

    肢4:粉末消火設備は…

    スプリンクラーならスプリンクラーで4肢、じゃないんですよ。1肢は消火器、2肢はスプリンクラー、みたいな感じです。

    ですので、テキストをハイスピードで捲りながら該当箇所を探して、1肢ごとに正誤判定をしていく流れを4回繰り返して、1問解き終わるイメージです。

    分野毎にインデックスシールを貼っておくと、考査の時にすばやく引けるので役に立つんですね。

    私は付箋は貼りませんでしたが、特に支障はありませんでした。例えば消火器の肢なら、消火器のインデックスページを開いて、そこからペラペラ捲りながら蛍光ペンで引いた箇所を探す、そんな感じで解きました。

    考査修了後、退出後の廊下から。ブラインドの隙間から都庁を見上げて石原裕次郎気分を楽しむ

    翌週は第二種の講習を受けました

    第一種消防設備点検資格者になると、消防設備士の第1,2,3,6類に属する点検が出来るようになるんですが、「第二種」消防設備点検資格者という資格が別にありまして、こちらは消防設備士の第4,5,7類に属する点検ができるようになります。

    第一種の講習を受けた翌週には第二種の講習を受講。第二種のほうがとっつきにくい内容が多かったですが、考査自体は講義を聞いていれば難しくないかと思います。

    受かってからが本番ですね。どうやって実務経験を積み重ねていけばよいか、悩みますね。

    行政書士・消防設備士の遠藤でした。ではまたー!

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