昨年、宅建を初めて受験した我が家の子(当時中学1年生)が、今年(2023年)も宅建士試験を受験しました。
勉強は6月からスタート。
昨年、宅建士試験に落ちてから勉強しないこと8ヶ月。
6月のある日のこと…
今年も宅建受けようかな~
やるもよし、やらないもよし、自分で決めな!
うちやるわ、図書カード余ってるし
なにその理由
突如、宅建勉強の再開宣言をした我が子。とりあえず教材を買いに近所の本屋に同行しました。
スーパー過去問、ウォーク問、肢別過去問をやったみたい。
まずは、去年も苦手だった民法から。
公務員試験では定番のスーパー過去問を使うことに。宅建士用の教科書をザッと読むのもいいんでしょうが、テキストと問題が交互に繰り返されるスタイルのスーパー過去問は知識の定着が早いし飽きることなく読み進められると判断。教科書代わりなので1周したらあとは肢別やり込むスタイルです。
国家公務員総合職向けの高難易度の問題は解かず、それ以外を解きながら通しで読み進めることにしました。宅建士試験に関係ある部分だけを読むのではなく、関係ない分野もとりあえず読んだみたいです。(民法がどういうものか理解するため)
お次は肢別問題集。「みんなが欲しかった!」シリーズの一問一答を使うことに。
一問一答(肢別)はいろんな会社から出版されていますが、答えと解説が合っているなら、どれでもいいと思います。試験当日まで長く付き合うことになるので、デザインとか読みやすさとか、本人のやる気を失う要素が比較的少ないものを選ぶのが吉です。
そして最後に四肢選択。
一問一答だけでは心細いので、本番と同様の選択式の問題もやっといたほうが良いです。LECから模試形式の問題集が出ているので、余った時間でやることに。
あとは予想模試を1冊。これも有名所から出ているやつを1冊やれば良いと思います。
ほぼ本人に任せきり。
明日早いから寝るわー
おやすみー
勉強は基本的に本人に任せきり。昨年、なんとなく勉強方法を教えたのもあって、今年は完全に放任していました。勉強しなくてサッカー観てようがスマホいじってようが、本人の責任なので口出しはしません。夜ご飯担当(家事)も週2~3日はこなしていました。
保護者としては、子供が宅建に受かれば嬉しいですが、落ちたとしても受かったとしても、挑戦したことに意味があると当初から思っていました。
大人になると勉強の目的はキャリアップや資格の取得がメインになりますが、子供にとっては「視座が高まる」「過去の自分とは違う自分になる」ことを実感するいい機会です。
なので基本的に口出しせず、問題集選びのサポートと模試、宅建士試験の申し込みの手伝いをするくらいで、聞かれたらなんかアドバイスするスタイルで最後までやりました。
ちなみに、民法の問題をいくつか相談されましたが、私も見事に間違えました。私が行政書士だったことと、子供の試験結果に相関関係はおそらくありません笑
当日もお一人で。
宅建士試験当日。
去年は試験会場まで送迎しましたが、今年は家族で送り出し。自宅から会場まで電車を含めて1時間以上かかったみたいですが、事前に下見にも行っていたので特に心配せず。10時には会場周辺のカフェで時間を潰してたみたいです。
夕方、家族LINEに連絡が。
民法8 法令7 税2 宅建17 免4 計38点!
合格点予想37前後だからわんちゃんいけるかも
巷の予備校予想では、合格点は36~38点の間くらいとのこと。ギリギリですね^^;
さて、娘は受かるのでしょうか。
無事、合格!
令和5年11月21日(火)、宅建の合格発表がありまして、無事に合格していました!
合格基準点は36点だったようです。
いやー、身内のことながら感嘆。。国家試験としては簡単な部類とはいえ、ちゃんと勉強しないと受からないですからね。自分の14歳の頃を振り返ってみても、何やってたっけ?って感じ。ちなみに今年の最年少合格者はなんと10歳だったそうです。すげー。
もともと法律の勉強に興味を持って自主的に始めた宅建士の勉強。資格コレクターは目指していないようで高校受験の勉強をぼちぼち始めるみたいですが、個人的には、いつか行政書士資格をとって私のしごとを手伝ってもらいたいな~、と微かに期待しています。微かにね。
親は勝手なことを言っていますが、子供には自分の行きたい未来に向かって、楽しい日々を過ごしてもらいたいです。俺も頑張らなきゃなー。
ではまた!