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行政書士合格者が事務所勤務の面接に臨んだ話。

博士
遠藤よ、そもそも、なぜ事務所に入ろうと思ったのじゃ?
行政書士試験の勉強をしていた方はご存知だと思いますが、行政書士試験の勉強をしたからと言って、行政書士の実務ができるようになるわけではありません。「行政書士は食えない」とよく言われるように、資格を取っても就職に有利になるわけではなく、いきなり仕事を貰えるようになるわけでもありません。 行政書士試験に合格することは「自動車運転免許」の取得に似ているかもしれません。免許を取ったからってすぐに仕事にありつける訳ではありませんが、取らないと仕事が出来ないわけです。 というわけで、まずは行政書士事務所で修行を積めば…と淡い期待を抱き、事務所の門を叩きました。
目次

面接を受けてみたものの

面接では、代表の行政書士さんと社員数名の方とお会いすることができました。合計2時間くらいお話をしたでしょうか、幾多の質問にも誠実に回答していただきました。事務所としての考え方や仕事の内容がよく伝わってくる面接だったと思います。

入所は結果的に辞退することに

幸か不幸か、長時間の面接でいくつか気になることがありました。「自分が勤まるのだろうか」と不安になり、入所を辞退することにしました。面接の時間を割いてくれた先方には本当に申し訳ないですが、必要な決断だったと思います。

なんで辞退したのか??

ゆったり生きているように見える私ですが、実は社会に出てからずっと正社員の生活を続けてきました。 行政書士資格を取得したい人のほとんどが、社内でのキャリアアップではなく「独立・開業」を目指しているんじゃないかと思うんですよね。正社員として働くのもいいけど、自分の城をもって、自分のペースで働きたい。というより、人から指示されるより自分でやったほうが能力を発揮できそう。そんな思いで資格をとられた方が多いのではないでしょうか。私もそんな人間の一人です。 甘い考えなのかもしれませんが、平日に行政書士事務所で働き、休日に地元で地域貢献活動(カフェの手伝いとかイベントの開催とか)でもやろうかと考えていたんですね。行政書士個人としての営業は、土日にやればいいや、と。 ところが、事務所の働き方を聞いてみると、日頃から忙しく土日出勤は当たり前、とのこと。
えらい人
はじめのうちは土日も死ぬ気で働いて、いっぱしの行政書士になってもらわないとね!
と事務所代表から言われ、それもそうだなぁ、給料を貰って働く以上まずはちゃんと仕事しないとなぁ、とその場では納得したんですね。

へとへとの社員さんと面接

ところが雲行きが怪しくなる出来事が。代表面接の後で社員さんとお話することになりました。しわしわのシャツに、曲がって首元のあいたネクタイ。ざっくばらんにお話される方で、個人的にはめちゃくちゃ好きというか、サシ飲みに行きたいタイプの社員さんでした。
へとへとさん
正直、退職すべきタイミングを逃してしまったのよね…
その社員さんも20数年前に行政書士試験に合格されていたそう。はじめは独立開業を目指して、まずは事務所で働いてみようと就職したものの、そのまま20年近く働いているとのことでした。
へとへとさん
土日もここ最近は忙しくてね…
昔は暇な時期があったそうですが、今はいそがしいとのこと。自分が仕事をこなせるようになったとしても、週休2日で働くことも難しいらしい。
へとへとさん
事務所に勤めると補助者として働くから、うちでは行政書士登録も出来ないね〜
 うむむ、と思いました。行政書士として登録することは、個人事務所として自ら開業するだけではなく、行政書士又は行政書士法人の使用人としても、登録が可能なはず。ところがこの事務所に勤めている間は、たとえ実力がついたとしても「行政書士」と名乗ることはできません。仕事内容は行政書士業務かもしれませんが、働き方は会社員となにも変わらないのかもしれない。

内定が出る前に、辞退することに。

代表の方も社員の方も人として尊敬できる方ばかりでしたが、「ここでは俺の思っていた働き方は実現できない」と感じ、入所を辞退することにしました。

やっぱり開業を目指そうと思います

行政書士事務所によっても異なると思いますが、少なくとも、ハードワークで土日もがむしゃらに働くような事務所は自分には合わないな、と感じました。 事務所に勤めれば確かに事務能力・必要な知識は身につくのかもしれません。ですが、営業(人付き合い)はもっぱら代表が、社員は事務作業、と職務の分離された大人数の事務所なので、営業の出来ない期間が続くと考えると、行政書士として必要な感覚が身につくのか?と疑問に思う点もいくつかありました。  今回のお話は事務所で勤務するより開業した方ががよいとか悪いとか、そういう話ではありません。たまたまこの事務所が私に合わなかったというだけの話です。自分は遠くない未来に行政書士事務所を開業するつもりですが、良いめぐり合わせがありましたら、その時は事務所勤めも検討したいと思っています。  [itemlink post_id="959"] 今日はこのへんで!ではまた! ]]>

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この記事を書いた人

遠藤 諒のアバター 遠藤 諒 行政書士

海城高校、同志社大学経済学部卒。システムエンジニア、コワーキングスペース店長、地域おこし協力隊、議員秘書を経て、行政書士に。

仕事を通じて「地域を誇りに思える街づくり」に携わっていきます。

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