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      【レビュー】クレアおばさんのクラムチャウダー(グリコ)

      商品説明によれば、「3種の野菜(たまねぎ、セロリ、にんじん)と鶏をじっくり煮込んだブイヨンに、アサリや生クリームを加えた、やさしい味わい」のルウとのこと。

      今回は、このルウを使って実際にクラムチャウダーを作ってみました。

      目次

      「つくりかた」通りに材料を揃えてみる。

      今回は、パッケージの裏側に記載されている材料通りに、「8皿分」のクラムチャウダーを作ることにしました。用意した材料一覧です。
      ・クレアおばさんのクラムチャウダー:1箱140g・
      ・あさりのむき身(生または冷凍、缶詰):150g
      ・ベーコン:80g
      ・たまねぎ:小1コ150g
      ・キャベツ:1~2枚100g
      ・じゃがいも:中2コ300g
      ・サラダ油又はバター:大さじ2
      ・水:400ml
      ・牛乳:800ml

      玉ねぎとジャガイモ以外はすべて重さを計測。原材料は分量通りに作ることにしました。

      まず、炒める。

      「つくりかた」には、野菜とベーコンは1cm角に切る、と書いてありましたが、それだとスープに溶け切ってしまうので、今回、キャベツはざく切り、ベーコンは横幅を1cm程度、縦長の状態のまま炒めることにしました。玉ねぎ、ジャガイモは細かく切っています。
      厚手の鍋にサラダ油を熱し、中火で炒めるように書いていましたが、今回はフライパンで炒めました。

      水・牛乳を入れて煮込む

      フライパンで炒めている間に、鍋の用意を進めていきます。
      水400ml、牛乳800mlを鍋に入れ、かき混ぜながら煮込みます。沸騰するまでは中火、沸騰した後2~3分は弱火で熱し続けます。

      火を止めるタイミングを間違えると…

      中火で温めていたら、いつの間にやら沸騰し、泡だらけになった鍋から吹きこぼれたミルクがコンロの天板に…。掃除がめちゃ大変でした。
      沸騰すると簡単に吹きこぼれるので、沸騰しそうだなと思ったら早めに弱火にしたほうがいいかもしれません。

      鍋にルウを入れる。

      ルウは1つずつ小分け(キューブルウ)。必要な分量だけ取り出せるようになっています。これを鍋に入れるのですが、注意点が一つ。
      このルウ、プラケースに張り付いているわけではないので、傾けるとすぐにポチャンと鍋に落下します。その時の跳ね返りの液体の熱いこと熱いこと。ルウの中身を一度皿に移してから、手で移し入れることをオススメします!

      ルウを入れたらよくかき混ぜましょう。意外と溶けないので、鍋底にこびりつかないように注意が必要です。

      具材を入れてよく煮込んだら完成!

      炒めたベーコン&野菜をどぼーん!

      解凍中のあさりをどぼーん!

      入れたら時々かき混ぜながら煮込むこと5分。出来上がりましたー!
      それにしてもすごい量です。8皿分を一気に作るのであれば、もう少し大きめの鍋を用意してもよかったかもしれません。

      実食

      なんだかんだ作るのに1時間かかりました。大変ですが、苦労の分美味しく感じられるかもしれません。
      スープ皿にうつして、食べてみることにしました。

      評価

      それでは、「クレアおばさんのクラムチャウダー」の評価をしていきましょう。

      香り

      ★★★☆☆
      やはり乾燥スープタイプとは全く完成度が違います。
      「 乾燥スープ品質表示基準」に従えば、例えば2Lのスープ(ポタージュ)には乾燥魚介類を6g以上使わなければならないことになっていますが、このクラムチャウダーには通常のアサリが150gも使われています。乾燥アサリではないので正確には比較できませんが、桁違いのアサリ量に加え、大量の野菜(たまねぎ、キャベツ、ジャガイモを合わせて約550g)とベーコンを投入しています。
      スープからはアサリの香りに加え、野菜とミルクの柔らかな香りをしっかり感じることができます。

      ★★★★☆
      めちゃくちゃ味が濃厚です。そりゃ大量の具材が入っているのでしっかり味が出ているのは当たり前なのですが、塩辛くないのがレトルトタイプの良いところ。素材を大量に使っている分、塩味でごまかす必要がないからなのでしょう。味もしっかり出ますし、具材も豊富に入っているので、具材の味ももちろん楽しめます。

      舌触り

      ★★★★☆
      具材の多さが、食べてる感を増しているのは間違いありません。あっさりとしたとろみ具合、濃厚のスープ、そして具材を噛み締めたときに口に広がる素材の味。
      スープの舌触りが特段優れいてるわけではありませんが、総体的な味の良さに加えて具材の触感を楽しめることから、評価を4としました。
      とろみはむしろ少なめかもしれません。乾燥系のように粉主体ではないからだと思いますが、サラッとしています。味が濃厚な分、スープの存在感はしっかりあるので、逆にこれくらいあっさりとしたとろみのほうが良いのかもしれません。

      作りやすさ

      ★★☆☆☆
      乾燥スープ系や缶詰系に比較すれば圧倒的に面倒です。方や3分あれば作れるのに、方や1時間キッチンに立たないと作ることができない。大変といえば大変ですが、一度の料理で8人分一気に作れ、翌日の朝食にも使えることを考えれば、家族で食べるにはもってこいの料理だと想います。

      価格

      ★★★★☆
      ルウ一箱200円前後と、箱自体は高くありません。ですが、具材をすべて揃えると1000円前後の出費になります。あさり、ベーコン、牛乳だけで500円分程度。キャベツ、ジャガイモ、たまねぎで250円程度。ルウを含めれば1000円前後でしょうか。

      とはいえ、普通のカップスープなら150円で1杯。1000円で8杯分作れ、しかも栄養価値の高いものを作れるとなれば、価格はむしろ安いと捉えたほうが良いのかもしれません。

      総合評価「家族で食べるなら間違いなし」

       乾燥スープ型とは、もはや別の食べ物だな、というのは今回の総合評価。レトルトルウ型はやっぱり、美味しい。
      作る面倒さで言えば、

      (面倒)レトルトルウ<缶詰<乾燥スープ<レトルトパウチ(簡単)
      ですが、美味しさの比較で言えば、
      (美味)レトルトルウ>缶詰>レトルトパウチ>乾燥スープ

      の順に。自宅で、自分一人で食べるのなら、レトルトパウチを買うか缶詰で作るのがおすすめです。作るのが面倒なときはレトルトパウチ、美味しいクラムチャウダーが食べたいのなら缶詰。レトルトルウは作るの大変ですからね。

      ですが、家族や友人を集めて食べるのであれば、缶詰よりももう少し努力して、レトルトルウで作るのがいいですね。レトルトルウ型は素材の自由度が効くので、アサリの代わりにホタテを入れたり、鶏肉を追加したり、ネギを入れたり、自分好みのクラムチャウダーを作りやすいと思いますよ。

      ではまたー!

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