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なぜiPadは紙に勝てないのか?

結論から申し上げると、「俯瞰」できないからです。

目次

本当に「紙」はiPadより優れているのか?

iPadを使えば使うほど、「紙の良さ」を再認識する…

このことは、ユーザーの98%(当社調べ)が感じていることですが、iPadもここ10年で、相当な進化を重ねてきました。

iPad OS 15 は手書き記録媒体としてはかなり使いやすく、例えばロック画面からApple Pencilを使えばワンタッチでメモをとるクイックメモ機能が搭載されました。紙のもつ「即時性」に、iPadは部分的に追いつきつつあります。

遡ること2012年。私は「新しいiPad」と呼ばれた第三世代iPadを使い、スタイラスペンを使って大学の講義ノートを記録していましたが、アプリ「GoodNotes」で書いたそのノートは、今でも閲覧することができます。2011年までルーズリーフに書いていたノートは、今や散逸してどこかに消えてしまったのとは対照的です。

果たして、紙はiPadより優れているのでしょうか?

俯瞰したければ、印刷すればいい。

iPadは大きくても12.9インチしかありませんし、パソコンのディスプレイはどんなに大きなものでも30インチくらいでしょうか。映画「キングスマン」でサミュエル・L・ジャクソンが手を押し付けていたデジタル画面テーブルでもない限り、または「マイノリティー・リポート」でトム・クルーズが操るスケルトンのデジタルボードでもない限り、紙のようにデータや画像を自由に並べて比較することはできません。

しかしよく考えてみれば、別に画面にこだわる必要もなく、多くの家庭、そしてほぼすべてのオフィスに存在するプリンターを使えば、いとも簡単にデジタルデータを紙に変換することができます。

SDGsの考えとは逆行しますが、どうしても視覚的に並べて比較したければ、多少の手間はかかりますが、ただ印刷すればいいのです。 

2022年に「iGlass」が発売される噂もありますが、近い将来、メガネのレンズいっぱいにデジタルデータを並べて紙のようにデータ同士を比較できる時代がきっと来るでしょう。それまでは、「プリンター」という道具に頼ればよいのだと思います。

紙の凄さは「◯◯」にある。

みなさん

じゃーiPadでいいじゃん!

そうなのです。iPadでもいいのです。ただ、目の前に紙があると、ついついiPadではなく紙を使ってしまうことがあり、その「うっかり」を重ねる度に、紙の良さを再認識させられます。

紙の良さはいくつもありますが、「iPad」と「紙」の決定的な差は、紙の「単機能さ」にあると私は思っています。

紙は紙としての役割しか果たさず、良くも悪くも紙であり続けます。明日になっても、1年経っても、紙に文字を書けば、「文字データの記載された紙」として残ってくれます。

例えば、その良さを最大限に活かした道具に「ポストイット(付箋)」があります。ファイルやA4の書類といった「物理的なモノ」に情報をタグ付けでき、役割が終われば捨てることができる。現時点では、メタバース空間でも無い限り、このタグ付けには紙を使うのがたいへん便利です。

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とはいえ近い未来、「iGlass」やiPhoneの画面を通して、リアル空間に対してデジタルに情報をタグ付けすることが一般的になるのでしょう。「紙」はレガシーや非常時の代替手段として残り続けると思いますが、その役割は徐々に狭まっていくのだと思います。

iPadは多くの面で紙より勝っている。

ぶっちゃけ個人的には、勉強するテキストやノートは「紙」を使うほうが慣れていて使いやすく感じますが、別にiPadを使って読み書きしても問題ないと思います。だいたいの「紙」の使い方は、iPadで代替できます。

iPad mini 6 はゲームチェンジャーとなり得るか。

ノーマルiPad、iPad Pro 12.9インチ、iPad mini 6を持っているひとりの人間として、iPad mini 6には手書き入力デバイスとしての大きな可能性を感じています。

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ノーマルiPad、iPad Proは情報を見るための端末としてどちらも優れていました。ただし、入力デバイスとしてはいまいちで、テキストデータならMacBookやパソコンからのほうが早く、手書きするには重すぎる、という印象を持ちます。

特に画面の大きいiPad Proは大学の講義ノートとして使うのなら、画面も大きいしベストな選択肢だと思いますが、社会人のように「メモ」をとる機会が多くなると、使う際の瞬発性・携帯性が大切になります。iPad Proの重厚感は「PDF化したデータを見るための端末」という立ち位置に自らを固定してしまったのです。

iPad mini 6は、非常に軽く、片手で持っても余裕な重さ。カバンに入れっぱなしにしても無問題なA5サイズです。Apple Pencilも使えるとあって、手書きメモツールとしては、現在ベストな立ち位置にあります。

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紙がベース、ではなく、デジタルがベース、になる未来。

まだ私たちの生きる2022年は「最終的に紙にアウトプット」な社会ですが、近い将来、「最終的にデジタルにアウトプット」な社会に移行するのだと思います。紙が求められれば「プリンター」を使い、デジタルをアナログ化。そして多くの書類はデジタルのまま保管するのが当たり前になるでしょう。

付箋のかわりになるデジタルツールが早く誕生しないかな、といつも心待ちにしている行政書士の遠藤でした。

ではまた!

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この記事を書いた人

遠藤 諒のアバター 遠藤 諒 行政書士

海城高校、同志社大学経済学部卒。システムエンジニア、コワーキングスペース店長、地域おこし協力隊、議員秘書を経て、行政書士に。

仕事を通じて「地域を誇りに思える街づくり」に携わっていきます。

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