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      「経営計画書」を常に持ち歩く。

      iPhoneにMacBook、iPadにKindle…、紙を持ち歩かなくなって久しい昨今ですが、私がいつも持ち歩いている、特別な紙があります。それは、自分用の経営計画書です。

      昔私が働いていた小さな会社では、社員と上級バイトに経営計画書を配り、新人バイトを含むすべてのメンバーにクレドカードを配布していました。

      毎朝、会社が始まるとクレドカードを使ってミーティング、判断に迷ったことがあったら社長に相談する前に経営計画書の「経営ビジョン」や「経営戦略」を確認してある程度考える。売上目標も計画書に記載されており、月毎の全体MTGで先月の実際の売上を記載する、といった具合に活用されていました。

      まだ若かったこともあり、帰属意識もかなり薄かった私にはピンときませんでしたが、会社全体の統制を考える社長の立場からすれば、クレドや経営計画書の活用は社長の考えを効率よく部下に伝える有意義な方法だったのでしょう。

      会社の社員とはいえ他人である私やバイトの思考にある程度介入できる道具、と考えると、経営計画書はとても有意義なモノ。自分向けの経営計画書を作れば、日々のタスクや外部からの影響に左右されることなく、夢に向かって一貫性のある行動をとる助けになるのだと気づきました。

      もし今まで経営計画を作ったことがなければ、独立行政法人中小企業基盤整備機構が作った「経営計画つくるくん」でたたき台を作ってしまうのが手っ取り早いです。

      1. 企業概要
      2. 事業コンセプト
      3. 市場分析
      4. 競合分析
      5. 自社分析
      6. 3年後の目標
      7. 目標を達成するための方法

      の順番で内容の策定を進めていきます。経営計画書なので会社向けになりますが、各項目を自分の人生に置き換えて作ってみましょう。

      まずはサクッと作成して、それから徐々に内容を改定するのがいいかもしれませんね。自分自身の羅針盤を確かに、そして豊かなものにしていきましょう。

      作った内容はA5ノートサイズか、バイブルサイズのルーズリーフに印刷して持ち歩くのがオススメです。

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