識者が選んだ125ccベストモデル(2020年度版)【JAPAN BIKE OF THE YEAR 2020】でも堂々の第1位。価格.comのバイク人気ランキングでも、PCX、レブル250,アドレスV125に続いて、第4位。
ハンターカブはまったく面白くないくらいに、ユーザーのみならずバイク通からも評価の髙い原付バイクです。 C125で配達している私も、ハンターカブ乗りを街で見かける度に「俺も欲しいなぁ…」と振り返って見てしまう程。まずもって、単純にカッコいいんですよね。 先日UberEatsのバイク仲間と話している時、「ハンターカブってデリバリー業に向いてるのかね?」という話題になり、思うことがあったので、記事としてまとめることにしました。
結論:ハンターカブをUberで使うのは、アリ!
いきなり結論言っちゃうんかい!
はい。ハンターカブ、アリだと思います! アリ、と言うのは、最適かどうかはとりあえず置いといて、UberEats配達に、申し分なく使える、ということです。
抜群の積載性。ウバックの固定もらくちん
ハンターカブを選ぶ大きな理由として、十分な積載性が挙げられます。大型バイク含め、数多のバイクのなかでも荷台スペースはトップクラスの大きさ。通常、バイクでデリバリーをする場合、ウバックを背負うか、荷台に固定するかの二択となります。
ハンターカブなら課金の装備品を用意しなくても、ウバックを楽に固定可能。リアキャリアがしっかりしている分、走行中も安定して走れるため中の飲食物をこぼさず安定して運ぶことができそうですね。
ABS標準装備。雨の日にも強い。
2021年10月〜から全車ABS標準搭載となりますが、ハンターカブは先駆けてABSを搭載。ウーバーイーツに限らずデリバリー系の仕事は、雨の日に配達すると儲かるシステム。しかし雨は配達員にとって大敵です。視界不良なのと制動距離が長くなるため、何度ヒヤヒヤした思いをしたことか…。ABS付きのバイクだったら、と思ったことが何度もあります。
なにより、運転していて楽しい。
最後はコレにつきる気がしますが、運転が楽しいバイクでデリバリーをしたほうが、単純にテンションが上がります。
Uberは時間拘束の仕事ではないため、やる気にならないと、何時になっても始められず、最後には「今日はもういっか…」とやらないまま1日を終えてしまうことも。
今日はなんか気ノリしないからテレビでも見よっと…
私もハンターカブに跨ったことがありますが、ハンドル位置が広く、高く、堂々としたライディングポジション、無骨なデザイン、そしてみんなが振り向くデザインの良さ。乗ったらさぞ楽しいバイクだろうなぁ、と感じたのを憶えています。
そして燃費がいい!
ハンターカブの燃費はWMTCモード値で67.2km/L。ストップ・アンド・ゴーの増えるデリバリーでは実質50km/Lくらいと考えてもいいかもしれません。と言っても、相当燃費はいい方。しかもガソリンタンク容量は5.3Lもあるので、1回の給油で260kmは走れる計算に。
Uberは半日やっても100kmいくかいかないかくらいなので、250kmあれば心配することなく走り回ることができます。ガンガン走ってガンガン稼げるバイク。それがハンターカブなのです。
ハンターカブよりデリバリーに向いてるバイクはないの?
遠藤はC125に乗ってなかったっけ??
乗ってる乗ってる!C125もオススメだよー
UberEats配達員をやっていると、いろんなバイクに遭遇します。もちろん普通のスーパーカブ。アドレス、Dio、JOG、それにGEAR、我らがスーパーカブ、などなど。
それぞれに特徴があり、どれも一長一短なのが現実。 私はUberデリバリーにはスーパーカブC125が一番いいと考え、購入しました。Uberは乗り降りすることが多いので、キーレス仕様なのはありがたいですし、チューブレスタイヤなのも、責任あるモノを運んでいる立場を考えると、安心して乗れるポイント。でも、雨が降ればびしょ濡れに。
「やっぱりジャイロキャノピーいいよな…」なんて思うこともしばしばです。
何が我慢できるか、が大事。
Uber配達員にとって「バイク」とは、まずもって「稼ぐ道具」。ですから、利便性は第一に考えるべきポイントです。そして、もう一つ考えるべきことは、「何なら妥協できるか」です。
例えば、デリバリー用バイクに以下の3条件を求めるとしましょう。
・雨に濡れたくない
・マニュアル車がいい
・50万円以下しか出せない
さて、この3つを満たすバイクって、世の中にありますでしょうか。
もちろん、ありませんよね?
「雨に濡れたくない」を妥協すれば、マニュアルの50万円以下の屋根なし中古バイク、たくさん売っています。「マニュアル車がいい」を我慢すれば、ジャイロキャノピーの中古車、探せば40万円台でも見つかります。
自分がUber配達に使いたいバイクがあるのなら、そのバイクを選んだことによって「我慢しなければいけないこと」を我慢できるのであれば、そのバイクを選ぶべきだと私は思っています。すべての要求を叶えてくれるバイクは、そうそうありませんし、そんな都合のいいバイクがあったら、みんな同じバイクをデリバリーで使っているはずですからね笑
乗りたいバイクで、とりあえず始めてみることが肝心じゃよ!
ということで、まずは始めてみましょう!やって、稼いで、そしたらまた新しいバイクを買えばいいんです。
あなたに良いUberライフのあらんことを!