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      FMたちかわさんにて月イチ出演中です

      こんにちは。行政書士の遠藤です。

      実は、今年の4月からエフエムたちかわさんにて、月イチラジオ出演しております。

      ISM(イ.ズ.ム.)という番組の1コーナー(30分)、第2日曜日16時〜16時半の30分枠で、地域創生・街づくりをテーマに話すことになっています。パーソナリティーの藤巻賢一郎さん、美喜さんが抜群の安定感で操縦してくださり、私はただ乗せられて話しているだけ笑。

      街づくりというテーマこそあれ、何でもありと申しますか結構自由に話しております。もう少し行政書士に関連することをご案内した方がいいのかな、と方向性がまだ定まっておりません。いろいろツッコミどころのある放送ですが、耳寂しい時等、聞いてくださると嬉しいです。

      目次

      ラジオにお世話になり続けた20年余り。

      ラジオは小学生の頃から断続的に聞き続けており、私の場合「テレビっ子」ならぬ「ラジオっ子」。今でこそYouTubeに割く時間が増えて聴取時間は減りましたが、自宅滞在中や移動中は今でも専らラジオをかけっぱなしに。テレビから「大人な番組」が減っていくなかで、ラジオはマスメディアといいつつマスを相手にしなくてもいいからなのか、コアな番組が多くてつい耳を傾けてしまいます。

      テレビよりは移り変わりは少ないとはいえ、20年も聞いていると番組ほとんど入れ替わっていきますが、これまで自分が聞き続けている(いた)番組の一部を、ここでご紹介したいと思います。

      TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING(放送中)

      J-WAVE、日曜20時〜。ライター、クリエイターの野村訓市がナビゲーター。CHILLな音楽をかけながら、リスナーからの大人なお便りに答えていくシンプルな構成の番組。ドライブ中に聞いてもよし、自宅で作業しながら聴いてもよし。

      Antenna一社提供だった時代に流れていたCMがとても良かったのを覚えています。結婚する相手の父と一緒に空港に向かう車内で、本人と父の会話のバックに流れる音楽が素敵。

      BEFORE DAWN(放送中)

      J-WAVE,火曜深夜26時〜27時。作家の燃え殻さんがパーソナリティを務める1時間番組。書籍「ボクたちはみんな大人になれなかった」があまりにも個人的大ヒットで、この人の話を聞いてみたい、とずっと思っていたのですが、いつの間にかパーソナリティをやっていました。「まさかのJ-WAVE?」だし、「まあやるならJ-WAVEか」という感じ。

      30分、ゲストを呼んでのお話、残り30分はリスナーからのお便り、みたいな流れで、全体的にゆったりとしたラジオ。燃え殻さんの優しい声が、何もかもを赦して溶かしていく。深夜のラジオなのに淀んだ空気も毒っぽさも無い、頭がぼーっとしているのに前頭葉だけはちゃんと動いて感情を抑制できている感じ。

      「ダメなところも含めて、自分のことをゆっくり愛してあげて」と言われているような。好きな番組です。

      荻上チキ・ Session(放送中)

      TBS,平日15時30分〜。前は22時台のラジオでしたが、もともとデイキャッチが入っていた時間帯にお引越し。評論家の荻上チキがニュースを深堀りする番組。

      荻上チキさんの解説や進め方はとても好きなので毎回聴きたいですが、夜時間帯ではないので聴けない日のほうが圧倒的に多いのが残念。また、昼〜夕方に扱う番組としてはちょっと重いかな、という気も。仕事が終わって家に帰って作業しながら聞くのがしっくり来ます。22時台に戻していただけると嬉しいなー。

      渋谷慶一郎と嶋浩一郎の「ラジオ第二外国語」(放送中)

      ラジオ日経第一、毎月第3水曜日、22時〜。年12回、しかもラジオ日経という普段聴かないチャネルだけに聞き逃す可能性大なのですが、とてもエッジの聴いた面白い番組。

      「音楽家・渋谷慶一郎と、編集者の嶋浩一郎が、毎回いまのめりこんでいるテーマでトークを繰り広げるラジオ番組」と紹介されていますが、だいたい人をテーマに話をされることが多いです。

      ボリス・ヴィアンとか谷崎潤一郎とか。テレビだと松紳(松本人志と島田紳助)みたいな感じになるんでしょうけど、アレを100倍シュールにした雰囲気の濃密な30分です。

      RADIO DONUTS(放送中)

      J-WAVE、土曜8時〜12時のユルっとした情報番組。FMのナビゲーターってわざとらしい喋り方がちょっと苦手、という方が多いなか、渡辺祐さんの話し方はクセが少なくて「音質のいいAM」のよう。

      聞かなきゃ!と思わせる要素は特にないのですが、ダラッとテレビをつけっぱなしにするくらいなら、ラジオに切り替えて作業しながらBGM代わりに流しておくと吉、みたいな、空間を少し鮮やか&爽やかにする番組です。

      鵜飼社長のBrandnew Day / プレッセ 〜立川多摩地域☆情報局(放送中)

      コミュニティFM、エフエムたちかわの平日10時~の生放送番組2つ。10-12時がブランニューデイ、12時-14時がプレッセ。いつも車の運転中や仕事しながら聞いているラジオです。

      「鵜飼社長」は自称社長ではなく、エフエムラジオ立川株式会社の鵜飼一嘉社長。なんと社長本人が、月金平日の2時間、生放送のラジオを行っているのです。ピーター・バラカンか。

      両番組のいいところは、私のいる西多摩地域もしっかり取り上げてくれるところ。大きなメディアって、どうしても都心側の情報に偏りがちになりますが、立川にある放送局なのに国立や国分寺といった東側だけでなく福生や青梅・奥多摩といった西側地域の情報を取り上げてくれるので、嬉しいです。

      荒川強啓 デイ・キャッチ!(2019年放送終了)

      TBS、平日15時30分〜で放送していた報道バラエティ系の番組。浅い時間帯の居酒屋で隣で話しているサラリーマンの政治談義に耳を傾けたら聞こえてきそうな内容で、夕陽の見える時間帯にひとりで聴いていても孤独感を感じさせない素敵な番組でした。

      週替りゲストは青木理、小西克哉、山田五郎、宮台真司と、話のうまい人ばかりで面白かったなぁ。なんとなくですが「物知り系で話のうまい人」(雑なまとめ方ですが)って、テレビ界からもラジオ界からも減少してしまったような気がします。

      小島慶子 キラ☆キラ(2012年放送終了)

      TBS、平日13時〜で放送していたワイド番組。小島慶子さんはTBSアナウンサーで一番ハナシが面白いんじゃないでしょうか。小島さんとパートナーを組む男性陣も神足裕司、ライムスター宇多丸、ピエール瀧、水道橋博士とこれまた話のうまい人ばかり。

      どのコーナーだったか忘れましたが、大学時代に金色に塗った自転車で街を走っていた話を投稿したら読まれたっぽいのですが、聞き逃してしまいました。(誰かのTwitter投稿で知りました)

      ラジオ投稿して読まれたのは、J-WAVE GROOVE LINEで秀島史香さん時代に読まれた(これも聴き逃しましたがJ-WAVEシールが送られてきた)のに続き2回目。

      たまらなく、AOR (2022年放送終了)

      FM yokohama、毎週火曜日24時〜で放送していた、30分枠の音楽番組。元長野県知事で作家の田中康夫がナビゲーター。あの田中康夫の非常に粘っこいヴォイスとちょっと古めのAORが相まって、なんとも形容しがたい濃ゆい雰囲気が出ていて独特でした。

      ヤッシーはTBSでバリバリ政治を語っていたほうが面白いと思いますが、この番組では一切政治は抜きで、左も右も関係なしに聞ける内容でした。 横浜市長選に出たのが影響したのでしょうか(関係ないかもしれませんが)、2022年3月で放送打ち切りになってしまいました。

      SUNTORY SATURDAY WAITING BAR AVANTI (2013年放送終了)

      TOKYO FM、毎週土曜日17時から放送してた番組。謎の紳士(女子大の教授)が元麻布・仙台坂にあるウェイティングバーに通い、バーのマスター(ジェイク・スタン)と一緒に、お客さんの会話を盗み聞きする、という番組。

      1つの会話時間はだいたい5〜10分前後。1時間のあいだに【紳士の話+会話+音楽(JazzとかLatinとか)】を何回か繰り返すだけのシンプルな構成なのですが、さすがホイチョイ・プロダクションの作る作品だけあって、バブルチックな香りがそこはかとなくしてくる浮世な雰囲気を堪能できます。

      私がこの番組から受けた影響はかなり大きく、「面白い話って、第三者が聴いてても面白いんだ」「聞き手の腕が悪いと面白い話も面白くなくなるんだ」という当たり前のことに気付かされ、自分の話し方も多少変わったように思います。

      アヴァンティの良かったところは、サントリーの一社提供だったところ。合間に流れるCMはプレミアムモルツか、ウィスキー山崎、白州。特に山崎の1分間CMは凝っていて、季節によって内容が変わるのです。

      「六本木の寿司屋で山崎を頼んだら…」「出張先の京都で仕事が上手くいった時…」などバリエーションがいくつもあり、山崎を呑むシチュエーションを想起させる出だしで始まります。CMの最後は決まって「トッ、トットットッ」とウィスキーを注ぐ音、それから「シングルモルトウイスキー、山崎。お酒はハタチを過ぎてから」で締め。ナレーションは声優の平田広明さん、音楽は久石譲さんのNostalgiaでした。かっこよかった…。

      ラジオって音を聴いて想像するメディアなので、情景を思い浮かべることのできる内容のCMってすごく効果的なんだと思います。そういえば山崎、今や凡人には手に入らないくらい世界的な銘柄になっちゃいましたね…

      JR EAST MIDNIGHT TRAIN (2010年放送終了)

      J-WAVE、平日午前0時〜の30分番組。JR EAST、= JR東日本。

      裏番組であるTOKYOFMのJET STREAM(ボールペンじゃないですよ)が当時JAL一社提供だったので、「今日は夜間飛行かな」と思えばジェットストリーム、「今日は寝台列車かな」と思えばミッドナイト・トレインと選択出来た訳です。

      JET STREAMは当時、機長が伊武雅刀さんで、ヴォイスが抜群に良かった。スネークマン・ショーで初代機長の城達也の卑猥なモノマネをしていた人ですから、まさか伊武さんが本当に機長をやるなんて誰も想像していなかったでしょう。ですがとてもはまり役だったと思います。

      JET STREAMは気品のある静かな選曲が多く、聴いてるとだんだん眠くなってくるのに対し、ちょっと明るめな選曲が多かったのがMIDNIGHT TRAINでした。The Brand New Heavies、Ed Motta、Swing Out Sister、Jamiroquaiとか、そんな感じ。眠りに落ちるような選曲ではなく、寝台列車というより深夜のドライブ、という雰囲気でした。

      大学浪人をしていた私は規則正しい生活を心がけていたので、23時55分になると布団に入り、ワクワクしながらJET STREAMを聞くか、MIDNIGHT TRAINを聞くか悩みながら選んだモノでした。「30分で寝られるかなー」と不安な日は1時間番組のJET STREAM、なんとなく明るい曲を聞きたい日はMIDNIGHT TRAIN、という具合に。

      結局布団に入ると3分で寝落ちしてしまうので、内容はほとんど憶えていません笑

      夜な夜なニュースいぢり X-Radio バツラジ (2008年放送終了)

      TBSラジオ、平日午前0時〜。宮川賢さんといえば「サタデー大人天国! 宮川賢のパカパカ行進曲!!」であり「取手豪州」なわけですが、それ以上に自分にとってはバツラジのパーソナリティーでありまして、高校時代、この番組には大変お世話になりました。

      よく考えると当時のTBSってあたおかで、バトルトークラジオアクセスというそれなりに硬派な番組を22時〜0時でやった後に、最軟派「ニュース番組」バツラジを放送する狂った組み合わせだったんですよね。

      際どい放送が多すぎたんですけど、宮川賢さんの話術がこれでもかと光る素晴らしい放送でして、感覚的にはリクルートの無料雑誌(だった)「R25」をもう少し柔らかくした感じ。花電車のファイヤーヨーコさんを呼んで生放送!なんて番組は今後2度と現れないと思います。それだけ自由で面白い番組でした。

      DOCOMO BODY AND SOUL(2014年放送終了)

      J-WAVE、日曜23時〜、ナビゲーターはギタリストの鳥山雄司。鳥山さんと言えば「世界遺産」テーマ曲「The Song of Life」が有名です。

      そんなに回数は聴いてないんですけど、鳥山雄司さん、とにかく声がカッコよくて…。ダンディーとかエロいとかではなく安心感の塊のような声でして、インテリゲンチャなんだな(実際慶應中等部でした)と思わせる雰囲気でJazzを中心とした曲が紹介されていく好番組でした。

      聴いてるとだんだん涼しくなってくるんですよ。清涼感のある番組。

      そう言えば小曽根真のOZ MEETS JAZZもよく聴いてましたね。こちらはもう少し喋りが饒舌な感じ。Jazz界の佐藤竹善さんみたいな。J-WAVE、なかなか素敵な番組が多かったですね。

      ROCKETMAN SHOW(2014年放送終了)

      J-WAVE、土曜25時~で生放送していた番組。ナビゲーターは、ふかわりょうこと、ロケットマン。

      4時間のロング枠で深夜、しかもスポンサーもほとんどつかずノンストップのお笑い&音楽番組という特殊な立ち位置でしたが、AM深夜帯のような下世話な感じが皆無で、人を傷つけない「フッ」と笑える内容がとても良かった。

      Midnight Report、ROCKETMAN 5 minutes、ヒトコトリミックス、イメージ萎え萎え、Sunset Cafeなど、各コーナーも面白く、真面目と不真面目のバランス具合は神がかっていました。ラジオネーム「石田純一のサマーセーター」さんどんだけ読まれてるんだっていう。

      バツラジもそうですがこちらも経費削減のため番組終了。J-WAVEレベルの大手でも経費削りながら番組作りを行っているんですね…。

      Morley Robertson Show(2010年前後?終了)

      ロケットマンショーのあとにやっていたのが、モーリー・ロバートソンショー。名前のとおり、モーリー・ロバートソンがナビゲーター。こちらはロケットマンショーを濃縮した感じで、モーリーが朝5時からキレッキレのニュース論評やりつつ、その後DJやるみたいな。

      日曜朝5時から起きて聴く、なんてことはまったくなく、ロケットマンショーの流れで聴くので、こっちは頭が朦朧、しかも日曜日は昼まで寝ること確定、みたいな結構憂鬱な気分のなか聞くことの多い番組でした。でも面白かったなぁー。

      BATTLE TALK RADIO アクセス(2010年終了)

      TBS、平日22時~でやっていた報道&トーク番組。時事テーマを元に、賛成派リスナーと反対派リスナーが電話で直接バトルする、という番組。めっちゃ面白いでしょ?普通に放送事故になりそうなシーンもそれなりにありました笑

      永住外国人参政権、高速道路無料化、小中学生に携帯電話を持たせること等、討論テーマは様々。リスナーはそれぞれ賛成・反対の意見を電話で述べたりFAXを送ったりするのですが、コメンテーターはその時々に応じて意見を述べます。そんなコメンテーターは、田中康夫、宮崎哲弥、藤井誠二、二木啓孝、神足裕司等、キレッキレな方々ばかり。たまに宮台真司さんも出演していましたね。

      この番組は「ラジオ大好き人間」としての基礎を作ってくれただけでなく、物事の考え方の基礎をも作ってくれた番組です。価値観がこれほどに様々で、多様な意見があることに小中学生の多感な時代に触れることができて、本当に幸せでした。

      BOOK BAR(2019年放送終了)

      J-WAVE、土曜22時~放送の、本をテーマにした番組。ナビゲーターは女優の杏と広告マンの大倉眞一郎。

      2人が本を持ち寄って、それぞれオススメの本を紹介する、というシンプルな構成なのですが、とにかく雰囲気が良い。OPで流れるChari Chari の”Aurora”が暗く涼しげな雰囲気を醸し出していて、どんな本を紹介されても「なんか読んでみたい」と思ってしまいます。

      残念ながら私自体がおとなになって本を読む量がめっきり減ってしまい、紹介された本を読むことは少なかったですが、本好きにはたまらない番組だったのではないでしょうか?

      菊地成孔の粋な夜電波 (2018年終了)

      TBSで週一放送されていた、ミュージシャンの菊地成孔さんの番組。放送時間はシーズンによって様々でしたが、全体に流れる雰囲気は深夜帯。

      菊地さんってテレビだとたまに「タモリ倶楽部」でお見かけすることがありますが、そのなかで彼の天才性に触れることは難しく、音楽に詳しい一個人とスルーしてしまっている人が大半ではないでしょうか。1回でも彼のラジオを聞けば、1回でも彼の書いた文章を読めば、彼の非凡な才能に気づき過半は嫉妬してしまうことでしょう。

      この番組で流れた前口上の一部は本になり今でも購入することが可能です。

      フランス文学者の野崎歓さんとの対談をぜひ一度御覧ください。

      こんな時代だけど、ラジオはいいぞ。

      インターネットで誰もが配信できる時代になり、情報コンテンツは莫大になりましたよね。一つ一つのクオリティは下がっていないのに、ライバルの多さにコンテンツの価値そのものは下がっている昨今。

      でも、ラジオっていいですよ。

      面白いから聴く・見る、面白くないから聴かない・見ない、そういう類のコンテンツではない。面白さは副次的で、それよりもナビゲーターやどこかで聞いているはずのリスナーと「一緒の時間を共有したい」から、聴く。だから一回性にそもそもの価値がある。radikoで1周間前まで遡れるようになりましたけど、未だに再放送番組ってほとんど無いですもんね。村上レイディオくらいかな。

      エフエムたちかわ収録で毎月訪れるグリーンスプリングス

      いつか、ラジオを語るラジオ番組をやれたら面白いだろうな、と思う遠藤なのでした。

      それではまたー!

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