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      中小企業診断士とのダブルライセンスをオススメする理由。

      ダブルライセンスって意味あるんですか?

      は、国家資格界隈で永遠に議論されてきた問題です。例えば

      行政書士✕社労士
      税理士✕ITコーディネーター
      司法書士✕社労士

      などです。

      結論、意味あります。

      ダブルライセンスのうちの片方を、もう一つの資格で稼げなくなったときのための保険として温存しておくのも良いでしょうし、両方の資格をバリバリ使って稼ぐ人もいるでしょう。つまり、使おうが使わなかろうが、その人にとってどう意味を見出すか、という話です。

      ダブルライセンスって必要なんですか?

      と聞かれれば、

      結論、必要かどうかはその人によります。

      あなたがダブルライセンスが必要な仕事をやりたいのであれば、取得するべきです。

      ダブルライセンスのほうが稼げるんですか?

      これは、「将棋と囲碁、それぞれプロ棋士になれば2倍儲かりますか?」という質問に近いです。

      明確にNoです。稼げません。

      奨励会に入って頑張ってプロ将棋棋士になり、さらに日本棋院へ所属しプロ囲碁棋士になったとしても、それだけで稼げるわけではないのと同じように、資格取得はあくまで入り口です。そこからどれだけ研鑽を重ねるかが勝負です。

      私は数年前、行政書士、司法書士、社労士、中小企業診断士の4資格を持っている人に出会いましたが、特別多く稼いでいるわけではありませんでした。(シングルライセンスでめちゃ稼いでる人はたくさんいらっしゃいます)

      目次

      中小企業診断士とのダブルライセンスを勧める理由

      それなのに中小企業診断士と他資格のダブルライセンスを勧めるのには理由があります。

      中小企業診断士制度について簡単におさらいしましょう。

      中小企業者が適切な経営の診断及び経営に関する助言を受けるに当たり、経営の診断及び経営に関する助言を行う者の選定を容易にするため、経済産業大臣が一定のレベル以上の能力を持った者を登録するための制度です。

      » 中小企業診断協会ってなに?

      ざっくり言えば、経営コンサルタントとしての一定能力を兼ね備えた人を登録する制度が、中小企業診断士制度だということです。

      つまり、登録された(試験に合格した)時点で、「一定の能力があるよ」と言っているのです。

      個人事業主にしても会社の経営者にしても、それぞれの本業があるわけですが、どんな人であっても「経営」から逃れることはできません。税務や法務、その他の事業を誰かに任せることはできても、経営だけは自分でやらなければならないのです。

      私たちは自身の行う事業を極める必要があります。そして事業を行う上で必要な経営戦略・戦術を策定、進めていく上で、経営に関する知識も必要となります。つまり、中小企業診断士とのダブルライセンスは、他資格とのダブルライセンスとは毛色が違うのです。

      先程の質問を中小企業診断士とのダブルライセンスに置き換えてみましょう。

      中小企業診断士とのダブルライセンスって意味あるんですか?

      雇われ人でなく、経営者であれば意味があります。

      中小企業診断士とのダブルライセンスって必要なんですか?

      結論、経営を安定、良くしたければ最強のツールになります。

      中小企業診断士とのダブルライセンスのほうが稼げるんですか?

      Yesです。稼げる可能性が高まります。

      自身の事業の安定、拡大にはもちろん役に立ちますし、中小企業診断士資格を使ってコンサルティング能力を高め、仕事の質向上からの単価アップが図れるので、稼げる可能性は有意に高まるでしょう。

      まとめ 足の裏の米粒で良い

      取らないと気になるけど、取ったら気にもならないことから、足の裏の米粒と揶揄される診断士資格ですが、私はこの言葉を肯定的に受け止めています。

      それは診断士に独占資格が無いからでも、役に立たないからでもありません。

      毎日自身の業務を診断するという、事業主なら当たり前の日常に診断士資格が役立ちすぎて、意識することもない日々の風景となってしまっているからです。私たちが意識すべきは、取得した診断士資格ではなく、その人の本業自体だからです。

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