こんにちは。行政書士の遠藤です。
仕事が奥多摩であったので、帰りに奥多摩駅2FのGotta Coffee(ガタコーヒー)さんに立ち寄りました。
Gottaさんは自家焙煎のコーヒー屋さんで、コーヒーを飲めるのはもちろんのこと、ストレート、ブレンド豆の販売も行っています。かなーり革新的なお店で、たまに訪れると、内装が大きく代わっていたり、新メニューが登場していたりと、挑戦を続ける姿勢がよくも悪くも奥多摩っぽくなくて、個人的には大好きなお店のひとつです。
この日も気温が暖かくなってきたのでアイスコーヒーでも飲もうかな、と思ったのですが、やはり、また新しいメニューが登場していました。
カステラ…いやちがう、カスカラ?なんだこれ…
カスカラティー、飲んでみます?
コーヒーの実の皮を果肉部分を乾燥させたもの…ですか?
これなんですよ↓
確かに、コーヒー豆ではない。見た目は干しぶどうだけど、よく見ると中が空洞になっています。
コーヒー豆を作る工程として、コーヒーノキから収穫したコーヒーチェリー(生の果実)から、種を取り出す工程があるんですが、コーヒー豆になるのはその「種」の部分なので、皮&果肉の部分は使わないんですよね。
その皮&果肉を乾燥させたものをスペイン語でカスカラと呼び、「籾(モミ)」意味するそうな。そんなカスカラを「茶葉」代わりにティーを作ろう、というのがカスカラティーの正体。「コーヒーチェリーティー」とも呼ばれているそうです。
なんだか面白そうじゃないですか。私の知る限り、カスカラティーを提供しているカフェを他に知らないので、飲んでみることにしました。マスターのおすすめで、カスカラティーのトニック割を注文。
おしゃれ過ぎ…
アイスコーヒーでも、と思って来たのに、こんなお洒落な飲み物を注文することになるなんて。
カスカラティーのなかでも、ゲイシャ種のカスカラを用いたものは珍しいそうです。ゲイシャは特徴的な「明るい酸味」がありますが、このカスカラティーにもその味はしっかり反映されています。ICEでいただきましたが、HOTで飲むと甜茶や黒豆茶のような甘味があるそうです。
マスターのご厚意で、トニックで割る前のカスカラティーを試飲させていただきましたが、まさに紅茶、ですね。ゲイシャコーヒーを浅煎りを飲むと「本当にコーヒー??紅茶じゃなくて?」と言いたくなるような衝撃を受けますが、ゲイシャのカスカラは、そこからさらにコーヒー感を取り除いたような味。
そして驚くことに香りは花。「ローズヒップ」に例えられるような、かなり特徴的な香りです。トニックで割っても強く香りは出ます。味覚としては紅茶、香ると花、なんだか不思議な飲み物です。
空気のキレイな東京・奥多摩で、山の香りを楽しむ。
お店に入って、ニカラグアのコーヒーチェリーティーの香りを楽しむ。
カフェインも相まって、仕事の疲れが少し安らいだような。とても有意義な午後を過ごせたのでした。
ではまた!