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      せせらぎの里美術館にて、本棚展に出展中です

      こんにちは。行政書士でエコアクション21審査員補の遠藤です。

      2025年5月29日〜6月29日にかけて、奥多摩町立の「せせらぎの里美術館」では、「20の本棚展」が展示されています。

      20の本棚展、とは

      20の本棚展とは、有志サークル「おくたま読書会」さんが主催のイベント。2022年に開催されたokuten(おくてん・奥多摩アートフェスティバル)主催の「50の本棚展」に触発され、そのコンセプトを引き継いだおくたま読書会さんが新たに企画したものです。

      BLUE+GREEN JOURNAL #17 にて「おくたま読書会」さんが特集されています

      本を選ぶことを「表現の手段」ととらえ、企画参加者は1人1つの本棚を担当。人に見せたいテーマの本や、自分にとっての思い出の本などを本棚に収めます。企画展名は「20の〜」ですが、実際の展示は30台以上あるようです。

      今日はそのなかでも気になった本棚をご紹介。

      人の本棚には発見がある

      「私の好きな格好いいッ!詩集たち」

      例えば、「青梅で詩を書いている人」の本棚。

      遠藤

      す、隙間がある!

      この本棚のテーマは「私の好きな格好いいッ!詩集たち」。本棚の大きさからは、やや余裕のある配置。きっとたくさんある詩集のなかから、厳選した数冊を展示したんだろうなぁ。本当に紹介したいものだけが並んでいるんだ、と思うと、どの本も気になってきますよね。

      俺もそうなんだけどさ

      「おくたま読書会」の濱田さんから私に出展のご依頼をいただいた時、正直うれしい反面、どの本を選んだらいいかわからんぞ、という焦りの気持ちがありました。

      というのも、大半の本は電子化しちゃってるんですよね。まさかiPadを展示するわけにもいかないし、電子化してない本といえば、美術本や写真メインの本ばかり。

      「今のところ電子化から免れている人たち。」

      と思っていたら、同じコンセプトの展示が既にあるではないですか。キーボードや星座早見盤に混ざって、「今のところ電子化から免れている」本が並んでいます。本以外のモノが並んでいるのが特徴的ですね。

      もしかしたら、表現者が自宅の本棚を再現した作品なのかも、と思いました。買ったけど使ってないメカニカルキーボード(でも勿体なくて捨てられない)、iPhoneアプリに取って代わられた星座早見盤(でも捨てられない)、中原中也の詩集は時々読み返すために手前に置いている、のかも。

      表現者の意図とは違うかもしれませんね。でも表現に思いを馳せると、見えないものが見えてくるような気がします。

      おくたま文庫さん

      今回のイベントには、奥多摩民ならみんな知ってる「おくたま文庫」さんも出展しています。

      「日本酒が好きすぎる古本屋 おくたま文庫」

      本棚よりも隣の酒器に目がいってしまいます。選書からもお酒好きが伝わってきますよね。私は下戸中の下戸なので羨ましい限りです。

      手づくりのアジール(青木真兵著)

      私が気になったのは、青木真兵さんが書かれた「手づくりのアジール」。こういう本、好きなんですよね。

      学生時代を過ごした京都にはアジール的な空間がここそこらにあって、高校までを過ごした東京と比べて過ごしやすかった記憶があります。寺社仏閣、京都御所、鴨川、大学、夜まで開いてる喫茶店ナドナド。

      当時住んでいた家もルームシェアで、家賃は2.5万円、帰ってきたら知らない人がリビングで寝ているような空間でしたが、心地いいんですよね。もしかしたら、自分がそっち側の人間になるかもしれない、けれどそんな人でも受け入れられているという事実が、自分を安心させるんじゃないかな。

      さすがに事務所はアジールにできないから、別の場所にひとつ、そういった空間を作りたいですね。

      もう一冊、気になった本が。

      太田家の本棚

      こちらは太田家の本棚。タイトルだけでは中身を予想できない、興味を惹かれる本が並んでいます。

      「空が青いから白をえらんだのです」寮 美千子 編

      私が気になった本がこれ。奈良少年刑務所の受刑者の書いた詩が、寮さんと受刑者の対話とともに散りばめられています。

      詩、そのものはとても素朴なものが並んでいます。ぱっと見ただけでは、読み飛ばしてしまうかもしれない。でもじっくり向き合うと、その素朴さゆえに、ストレートな言葉が読者の心を揺さぶります。

      詩集ですから、読む人によっては受け取り方がそれぞれに異なるかもしれません。ことの大小こそあれ、近くにいる大切な人を傷つけてしまった、その自覚のある私にとっては、心の内から溢れてくる気持ちを受け止めるので精一杯でした。

      最後に、自分の本棚

      仕事と趣味の攻防戦が続いている、いつもの本棚

      私の場合はコンセプトがあるわけでもなく、事務所にいつも置いてる本をそのまま持っていって展示。タイトルをつけるとしたら…、で思いついたのが「仕事と趣味の攻防戦が続いている、いつもの本棚」。

      どうしても仕事関連の本ばかり買ってしまうのですが、知人から紹介してもらった本や、たまに読み返したくなる本とゾーニングせずにごっちゃにしている私の本棚をそのまま再現しています。

      ちなみに、棚の上に置いてある行政書士試験の肢別問題集は、なんとなく捨てられずにとってあるもの。お守りのような存在ですね。

      みんなも行ってみてね!

      奥多摩町立「せせらぎの里美術館」で6月29日まで開催の「20の本棚展」。他の展示も素敵なものばかりで、きっと皆さんにとっても新たな発見があると思います。

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