こんばんは。街づくり行政書士の遠藤です。
デジタル庁が創設され、巷ではDX(デジタル・トランスフォーメーション)やらEBPM(エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング)が叫ばれている昨今、私は紙の手帳を使い始めることにしました。
Google Calendarを使えばいいじゃない。じゃない。
正直な話、紙の手帳じゃないとできないことなんて、ありません。
iPhone13ProMax、Apple Watch series5&7、M1MacBookAir、iPad無印&iPadPro使用、iCloudは2TB契約のバリバリデジタル人間ですので、デジタルでやろうと思えば完結させることは可能です。
もちろん予定はGoogleCalendarにて管理しています。
じゃー紙要らないじゃん!
要らない、です笑
正直に申しますと、私は過去にシステム手帳を使おうとして、高校時代、そして社会人時代に2度挫折しています。ほぼ日手帳も3回ほど挫折している人間です。
では手帳に何を書いているのかというと、予定ではなく、やったこと、です。しかも、ちょーラフに書いています。1日の終わりに必ず開いて、その日やったことをササッと書く。それが左側。
右側は、重要度と緊急度のマトリックスです。「あれやるの忘れてた!」なタスクを思いついたときに書き込みます。終わったやつは消し込みます。
1週間に1枚ついているので、次週になったら、先週分の残りを書き写します。このときに「やっぱ要らないわ」なタスクは写しません。
デジタル管理は緊急度の高いタスクに向いている。
これは私の直感なのですが、TrelloやOmniFocus、タスクシュートといったタスク・GTD管理ツールは、緊急度の高いタスクを処理していく上でとても有効なツールだと思います。
一方で、「緊急ではないけれど重要」なタスクについては、アナログのほうが可視化しやすい気がします。俯瞰できる距離感が、紙のほうが長いのです。
緊急度の高いタスクは、だいたいの場合、「現実に相手が存在するタスク」です。相手がいますので、ほとんどのタスクが実行に移されます。
緊急度は低いけど重要なタスクは、その多くが「自分がクライアントのタスク」です。過去の自分が未来の自分に、これやってよ、とお願いしたタスクです。なので、どんどん後回しにされます。タスクを生み出した時点で未来に後回ししているので、そもそもが後回ししやすいタスクなのです。
後回しにするだけならいいのですが、それがいつの間にか「諦めたこと」や「叶わぬ夢」になってしまうのは、なんかもったいないですよね?
週に1度、タスクを書き写すことで、自分が「何をやりたいと思っているのか」を確認することができます。デジタル管理だと、未完了タスクとして「通知」してくれますが、どこか自分の手を離れてしまったような気がして、好きになれません。
紙のいいところは「あああ」と書けるところ。
見ての通り、私は几帳面な性格ではありませんので、手帳への書き込みはかなり雑、です。こまめに記録を取ろう、なんて考えながら記入したことはありません。
ただ、一日一回、その日になにをやったのか振り返ることができる。これはとても大切なことなんじゃないかと思います。「デジタル」は基本的に「最新」や「未来」と親和性が高い。「アナログ」は基本的に、「昔」や「過去」と親和性が高い。
紙の場合、字のきれい、きたない、詳細まで書いてる、書いてない、等、アナログなので情報量が意外に多いんですよね。フィルム映像の情報量が多いのと一緒です。「あああ」と適当に書いてあったとしたら、その当時の私は「あああ」と書きたかったんだな、とわかる。デジタルだと、単なる「打ち間違い」として削除して終わりです。
過去を振り返りながら、自分がどの方向に進んでいけばいいのかを考える。私が手帳に過去の実績を記入しながら、マトリックスにタスクを記入するのが合理的だと思う理由です。
リフィルは自作すればいい
リフィルは自家製。LIFEバックアップのノーブルリフィルに自宅のプリンターで印字して、自作リフィルを作っています。エクセルで十分です。
なので、”Weekly Record”が”Weekly Rcord”になっているなどのミスもありますが、気にしない笑。次印刷するときに直せばいい。使いながら、使いにくいところを少しずつ直していけばいいかな、くらいの気持ちで始めています。
ボールペンは、プラチナ万年筆が出してるボールペンで、色はシャルトルブルー。薄っすら透けて、中の機構が見える仕組みに。
万年筆でもいいのですが、書いてすぐ閉じることもあるので、油性ボールペンだと気を使わなくてもいいところがグッドポイント。と言いながら、万年筆を使おうかなーと画策中。。
今日はこんなところで!ではまたー!