さて今回は、アザドエリクサーズ、3本目の「Balkan」レビューです。10,000、スイートバニラについては別ページにてレビューしていますので、ぜひこちらもお読みください。
さて今回は、AZHAD’S ELIXIRSの「DISTILLATI」シリーズの大本命、バルカンを試してみたいと思います。バルカンってあの「バルカン半島」のバルカン、ですかね?
まずは商品説明を読んでみましょうー。
「DISTILLATI」シリーズの新フレーバー。シリア産のラタキアタバコに、熟成したバージニアタバコをブレンドしたスモーキーなリキッド。純粋なタバコフレーバーでありながら、どこかフルーティーな風味も感じられる、奥深い味わい。
vape リキッド 電子タバコ AZHAD’S ELIXIRS DISTILLATI 60ml Flavor-Kitchen ネット本店
ふむふむ。アザド「DISTILLATI」シリーズは、リキッドによって使用しているタバコ葉が異なるようです。
- 10000:ラタキア、トルコ、バージニア
- エルノッチオーラ:ケンタッキー、キャベンディッシュ
- カリビアンシュプリーム:ブラックキャベンディッシュ
- バルカン:ラタキア、バージニア
- スウィートバニラ:バージニア
スウィートバニラはバージニア葉だけを使用しているようですが、たしかに癖が少なく吸いやすい。10000はラタキアとトルコ(オリエント)とバージニア。鰹節感と苦味はラタキア・トルコ葉由来でしょう。面白いですね。
今回の「バルカン」はラタキアとバージニア葉ですが、トルコ葉を使っていないとなると、10000よりかは吸いやすくなりそうな気がします。いざ実食。
美味しいぞ…。
なかなか、美味しいです。タバコ感があり、甘味がある。
「純粋なタバコフレーバーでありながら、どこかフルーティーな風味も感じられる、奥深い味わい」
商品説明、そのまんまです。これはアタリ。10000は「むむ、これはタバコだわ…」ですが、バルカンは、「お、これはタバコだわ…」です。タバコ感はしっかりあって、甘くて美味しい。もちろんノンニコチンなのでキック感もないですし、メンソールも無配合なので吸いごたえはありません。ですが、たしかにタバコ。
甘さも「べたーっ」としたものではなく、自然なんですよね。砂糖のように舌に残る甘さではなく、鼻から抜けるときに「あまみ」を感じる。これに慣れちゃうとアザド以外のリキッドが甘すぎて吸えなくなるレベルで、甘味はフワッと香る程度。ガラムのフィルターシロップのほうがよっぽど甘い。
メンソールと合わせてもなかなかいけるリキッドになりそうですし、バルカンが「甘すぎる」と感じる硬派な方は、10000と混ぜて使うのもアリかと思います。
単体での完成度は「かな〜り」高い。セレクトリザーブ、Ghost Bus ClubのTRE GOCCEを超えて、常飲リキッドになりそうな予感がします。
今日はこんなところで。ではまた!