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      加美平団地と、たばこ屋さん「なかぞの」

      こんにちは。行政書士の遠藤です。

      もう10年以上前になりますが、京都に住んでいた頃、よく「手巻きタバコ」作っては吸っていた時期がありました。

      京都は喫茶店が多く、珈琲を啜りながら煙をくゆらし、日が暮れるまで小説を読みながら時間を潰す、なんてことにあこがれていたんですね。まだギリギリ、店内でもタバコが吸えた時代だったんです。

      今ではタバコを吸うこともほとんど無くなり、昨今の禁煙ブームの流れから、街中からタバコ屋さんも消えていきました。東京の西部にも、コンビニ以上にタバコを扱っているお店はほとんどないのではないでしょうか。

      福生と羽村の市境にある「なかぞの」はその例外、今も残る、昔ながらのタバコ屋さんです。

      のどかな小道に面する「なかぞの」さん

      私がこのお店を知ったきっかけとなったのは、奥多摩に住んでいた時のこと。

      ルームシェアの同居人が愛煙家で、お気に入りのタバコを売っている店を探していたのですが、近隣に売っている店が無いということで相談を受けたのです。それはアークロイヤルというタバコでした。

      そこでタバコ屋さんを調べるも、既に潰れているか、店自体は閉めていて、軒先に自販機を置いてあるお店がほとんど。西多摩には有人店舗がほとんどなく、ネットで買う or ドン・キホーテに行ってみる、その2択で悩んでいたときにたまたま知人に紹介されたのが「なかぞの」さんだったのです。

      福生のなかぞのさんまで、私の住んでいた場所からはなんと片道60km。半ば日帰り旅行の勢いでしたが、手巻きタバコのシャグ、パイプタバコに葉巻、なかなかに素晴らしい品揃えに驚き、ちょっぴり楽しかった記憶があります。店主いわく、キューバ産の葉巻が売れるのだそうな。米軍の方がよく買っていくのだそうです。

      今では私もめっきりたばこを吸わなくなりましたが、たまに口寂しくなる時、ふと、なかぞのさんを思い出すのでした。

      空が広い加美平団地

      さて、そんな加美平団地のすぐ隣にあるのが、加美平団地です。福生市の年表によると、1963年に加美平の土地区画整理事業が開始。1967年に加美平団地の入居が開始されたそう。1979年には加美平土地区画整理事業が完成しています。55年以上の歴史のあるんですね。

      そんな加美平団地は、24棟、1000戸以上とかなりの大規模。家族から老夫婦まで、たくさんの方が住んでいるのです。1棟1棟の間隔が広く、歩いているだけでも気持ちがいい、素敵な空間です。

      近くを通りかかった際は、散歩してみるのも良いかもしれませんね。

      ではまた!

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