お久しぶりです。行政書士の遠藤です。
先日、奥歯の虫歯治療で金属(銀とかイリジウムとかの合金)を入れたら、おそらく金属アレルギーと思われる皮膚炎を発症。目の周りは腫れ、唇は口唇ヘルペスみたいになり、首に発疹。治療後わずか数時間後の出来事でした。
まあ原因が金属アレルギーだと特定できたわけではないのですが、おそらくそうだろう、ということで週明けに口腔内の金属を取り外したところ、翌日には大幅にかゆみが治まっていました。まだ目の周りは腫れていますが…。ということで、自分の体からのSOSが私の場合、肌に出やすいみたいなんですね。体の弱い部分が皮膚である、と。
体って面白いなぁ、なんて考えていたら色々気になり始めまして。そういえばiPhoneもAppleWatchも使っているのに、健康管理には何一つ役立てていなかったんですね。皮膚治療も兼ねて通い始めたサウナではAppleWatchを活用して「心拍数」の把握を始めることにしたのですが、これが結構面白いんですよね。面白いというか、ちょっと怖い。思っていたよりも心拍数高めだったので。


「サレコ」ってアプリを入れると、サウナ・水風呂・外気浴の時間を測りながら心拍数を自動計測してくれますよ。(AppleWatchを付けての入浴は自己責任でお願いします!)
体の不調も「気分」の範疇であれば誤魔化せますが、「心拍高かったのか、緊張してるな俺」とか「体重増えたな痩せないと駄目だな」なんて数値化されると逃げようがない。なにか対処しなきゃ、って。まあサウナは動脈硬化予防というか血管機能を改善するらしいので、これから心拍数下がるといいなー。
ということで、血糖値。

ここで話は飛ぶのですが、罹患している身内がいるのもあって昔から「糖尿病」には多少関心があり、メトホルミンやらSGLT2阻害薬やらの作用機序を調べることはありましたが、飲んだり運動したりダイエットしたり、そうした工夫は一切やってこなかったんです。
年齢を重ねれば体は当然にガタが来ますので、そろそろちゃんと管理しなきゃな、と思っていたところにサウナの心拍数ですよ。やっぱり数値化、可視化って大事だなと。
健康管理といえばダイエット、ダイエットと言えば体重計。なんですが、変な痩せ方をしたあげく耐糖能異常になっても怖いなぁ、ということで、血糖値もモニタリングしたほうがいいぞ、と思って導入したのが「リブレ2」です。高血糖の状態が続くと老化が早いスピードで進行することになりますからね。
正確に言うとリブレ2が計測するのは血糖値ではなく、間質液中のグルコース値です。なので5~15分程度(という書き込みを見かけるが体感25〜30分)、血糖値よりも遅れて数値が現れるようです。


左の画像は夕食後30分経過時点のグルコース値、右の画像は60分経過時点のグルコース値です。「グルコース値」≒「血糖値」らしいので、普通に高い値ですね。この日の食事は「焼きうどん」と「味噌・醤油おにぎり」と「グレープフルーツサラダ」です。決してバカ食いはしていませんが、体は素直ですね。ヤバいです。最大193mg/dLを記録。
空腹時血糖値が126 mg/dL以上の場合、また、食事と無関係に測定された血糖値(随時血糖値)が200 mg/dL以上の場合も糖尿病型なので、ほんまギリギリの値です。素直にヤバい。


あまりに怖くなってきたので、AppleWatchでも随時確認できるよう、Shuggahというアプリを導入しました。リブレのアプリ(LibreLink)はAppleWatch非対応ですが、ShuggahだとAppleWatchでも見ることができますし、Appleのヘルスケアにも血糖値情報の登録が可能です。
他力本願はだめだよね。
いやー、大学受験の模試受けたら偏差値28でした(実話)くらいの衝撃的な体験でしたね。可視化って怖いね。世の中には数多のダイエットグッズやサプリメントがありますが、それらを取り入れるよりよほどリブレを導入したほうが効果的では…、というのが装着初日の感想です。
ちなみに翌日、午前中に全粒粉パスタを山盛り食べて152mg/dL。夕方にポカリスエットとオロナミンCを合わせた「オロポ」を300mlくらい飲んだら173mg/dLまで上昇。夜はご飯粒抜きで、おでんと魚のフライにしたところ、食後血糖は130~145mg/dLくらいを行ったり来たり。

正常な人の血糖値は常に70~140mg/dL程度らしいので、これでもかなりの上振れですが、「うどん&米」よりかはマシな結果に。数値化できると対策を立てやすいですね。糖質ゼロを謳う商品がこんなに多い理由がようやく理解できました。それだけ気にしなきゃならない大人がたくさんいる、ってことですなー。

アップルウォッチのホーム画面はこんな感じ。
左上からカレンダー、Todoist、メール
左下からバッテリー、ボイスメモ、心拍数
真ん中はShuggahの血糖値グラフ。
周囲は現在の標高を表示。
ということで、本当に怖い血糖値のお話でした~。