今日はJR青梅線の河辺駅近くのお話。
前々から気になっていたクレープ屋さんに行ってみることにしました。
お店の名前はEOLE、とかいてエオルさん。JR青梅線、河辺駅の北口からまっすぐ伸びる道沿い、イオンの道を挟んで反対側にある小さなお店です。クレープ屋さんって、キッチンカーで移動しながら販売しているイメージを持っていたのですが、お店を構えて同じ場所でずっと売り続けているお店もあるのですね。
いつもお客さんが並んでいる大人気店なのですが、いつも車で通り過ぎてしまうので、当初はお店の存在に気づかず。。並ぶお客さんを見て「塾から出てくる子を待っているお母さんの集団かな?」なんて頓珍漢なことを思っていました。
今日、たまたま付近に用事があったのでトボトボ歩いていたところ、エオルさんを発見。個人的には都庁に隣接してコロッケ屋さんがあったくらいの衝撃(ないですけど)で「こんなところにクレープ屋さん!?」と二度見。これは買うしか無い、、と列に並んだのであります。
お店の方いわく、「もう40年以上お店を構えている」とのこと。私の生まれるずっと前からこの地でクレープを売り続けている、超老舗のお店でした。
甘くない「お食事クレープ」と甘い「デザートクレープ」の2種類があるのですが、どちらも数が多すぎて何を注文したらよいか迷います。そんなときは、カウンターに書いてある【人気のクレープランキング(先月版)】を見ると良いかもしれません。
ちなみに先月(2022年10月)のクレープランキングは
- ポテト(728枚)
- ハムヤサイ(189枚)
- エビアボガド(150枚)
- バターシュガー(1229枚)
- 生クリームチョコバナナ(727枚)
- チョコレート(343枚)
お食事クレープではポテトの圧倒的人気、デザートクレープはバターシュガーが不動の一位感を醸し出していますね。私は新参者ですので、素直にお店No.1人気のバターシュガークレープを購入することに。1枚190円ってあまりに安すぎませんか?
私は新宿の中高だったので駄菓子屋さんもクレープ屋さんも通学路にありませんでしたが、帰り道にクレープやコロッケを買い食いする、って、ひとつの原風景になっているというか、私も追体験したくなる経験だったりします。190円のクレープはたくさんの学生の胃と心を満たしているに違いありません。
そしてもうひとつ、ラムレーズンクレープを購入することにしました。これは完全に私の趣味というか、ラムレーズンが好きなので注文しただけです。私は下戸ピープルなのでお酒は基本NGなのですが、ウィスキーにしろラム酒にしろ味は大好きなので、お菓子に含まれるくらいを限度に、つい買ってしまうのです。
注文してからクレープが出来上がるまで2~3分ほど。おしゃれな紙袋に入れてもらい、家に大切に持ち帰りましたとさ~。
後日談…
ひと仕事終えた後のクレープ、最高ですね。どちらも美味しくいただきました。
疲れもあったのかもしれませんが、ラムレーズンクレープ、やはりラム酒が入っていたようで、食べてしばらくすると酒にめっぽう弱い私はウトウト。そのまま30分ほど寝てしまいました。血糖値の上昇とアルコールのダブルパンチには抗えません笑
実はEOLEさんのすぐ隣に、東京厚生信用組合さんの建物があります。実はこちらに用事があったのでした。
恥ずかしながら、私はこれまで「銀行」や「信用金庫」さんを利用したことはありますが、信用組合さんとのお付き合いがなく、「信用組合」と「信用金庫」の違いが分かっていませんでした。皆さん、何が違うか知ってましたか?
「信用組合」という名前の通り、組織の根拠法は「協同組合による金融事業に関する法律」。協同組合が行う金融事業、という位置づけなのに対し、信用金庫は「信用金庫法」を根拠法としています。
どちらも地域の方に融資をする金融機関ですが、原則として地域の方からしか預金を受け付けない信用組合に対し、信用金庫は地域に関係なく、どなたでも預金することが可能。信用組合のほうが、より狭いターゲットを対象にお取引をしているようです。
なぜ青梅支店があるのか、の謎
ふと気になったのですが、【東京厚生信用組合】さんは、「東京」と名がつくのにあまり都内でも見かけることもなく、私が知っているのは河辺支店のみ。
調べてみると、河辺以外に、西新宿(本店)、小平、浅草に支店が。支店の立地だけみると出典基準がバラバラなのです。どこかの地域に集中しているわけでもなく、人口密集地域にあるわけでもなく…。
新宿はわかるのですが、なぜ小平?なぜ青梅??ちょっと気になったので東京厚生信用組合さんのHPを覗いてみると、
昭和28年8月「業域信用組合」として、医療・福祉・環境衛生の事業を営む個人や中小規模事業者等の皆様に、良質な金融サービスの提供に努めるために設立されました。
» 当組合について | 東京厚生信用組合
との記載が。どうも、医療・福祉・環境衛生関係者の多い地域に支店を構えているようです。青梅も医療・福祉系の施設が多いですからね。
ちなみに、河辺にある青梅支店が誕生してからはもう50年以上経っているそうな。行員さん曰く、開業当時は支店の周りに建物はほとんどなかったそうです。今では青梅一の繁華街になってしまい想像もつきませんが…。
ということで、河辺駅周辺のお散歩レポートでした。ではまた!