こんにちは、行政書士の遠藤です。
ながらくMac一辺倒の私ですが、最近Windowsをメインパソコンにしました。M1、M2と優秀なCPUが幅をきかせている昨今、流れに逆行しているようですが、建設業ソフトがWindows専用なので、致し方ありません。
とはいえiPhone、iPad使いなもので、iCloudサービスはこれまで通り使ったほうが管理の面で楽。2TBのiCloudストレージでWindowsを含む各端末から、仕事関連の書類はすべて閲覧、編集できる体制を整えています。クラウドサービスはいくつもありますが、iCloudがなんだかんだ安定している気がします。
いざパソコンが浸水や地震によってぶっ壊れたとしてもiCloud上にファイルが残っているので心強いのですが、常に同期し続けるため、仮に大切なファイルを削除してしまった場合、全ての端末上からファイルが閲覧できなくなります。(iCloudは30日以内であればWEB上からも復元可能ですが、30日以内に削除したことに気づかなければアウトです)
つまり、
・ローカル環境がぶっ壊れた場合→iCloudに保存されれば安全
・誤削除や謝変更に気づかなかった場合→iCloud上でも当然削除・変更される
また、iCloudでファイルを管理できない場合もあります。wiseなどの建設業ソフトを動かす際のドキュメントフォルダ等です。純粋なローカルフォルダに置いておかないと致命的なエラーを生じる可能性があるので、iCloudは使えません。(※ちなみにwiseに限っては、ソフト単体でクラウドにバックアップを作成する機能がついていますので、実質的にはiCloudと同じように、他PCとデータ共有することが可能です)
過去のデータを復元したい、ローカルフォルダで管理しているデータも安全な状況を保ちたい。そんな夢を叶えてくれるのが「BunBackup」というフリーソフトです。
» 「BunBackup」定番の高速バックアップソフト – 窓の杜
特定の指定したフォルダ(iCloudを含む)を指定した間隔毎に、別の指定した場所にバックアップする機能が備わっています。差分バックアップも可能ですし、世代管理することもできますから、ストレージ容量さえ許せば、過去1年分でも2年分でもバックアップファイルの保管が可能です。
私の場合、顧客先とやりとりした書類や、建設業ソフトの内部データなどをバックアップ対象としています。
バックアップ先は使用しているPC本体ではなく、外付けSSD、SDカードやUSBなどの別ストレージがおすすめです。ただし、情報漏洩のリスクが高くなりますので、必ず暗号化しておくようにしましょう。(BunBackUpには暗号・復号化機能も備わっています)
今日はこんなところで。ではまたー!