街づくり行政書士の遠藤です。
私の知り合いが新型コロナウイルスに罹患した可能性が生じたため、早速ドラッグストアで抗原検査キットを購入し、試してみました。こちらの抗原検査キットは「研究用」であり、医療用とは異なり性能が未確認のため、信頼性に欠けるそう。
近所のドラッグストアでは医療用の取り扱いがありませんでしたので、むやみやたらと動くのもいかがなものかと思い、とりあえず「研究用」を試してみることにしたのです。
とはいえ、病院や検査センターに行くことなく、自分で簡易的に感染の有無をチェックできるのは便利ですよね。無症状の場合、病院でも自費診療となりますし、何よりも感染のリスクも高まるので、なるべく病院や、電車の乗り継ぎが必要な検査センターには行きたくないのが本音です。
抗原検査キットは感染拡大時にはAmazonでも売り切れになりやすいため、10個セット等を自宅に用意しておいたほうがいいのかもしれません。
今回使ったのは、「抗原検査ペン」と呼ばれる検査キット。裏面にはしっかり【研究用】の文字が。新型コロナウィルスの診断用途としては用いることができない旨が明記されていますので、皆様もご注意ください。
本製品は唾液を検査キットの先に含ませ、その唾液に含まれるコロナウィルスから感染の有無を判断する仕組みになっているようです。つまり、なにかを食べたり飲んだり、口のなかの唾液濃度が薄くなっていると正確に判定できなくなる恐れが大。
背面にも注意事項として、【飲食・歯磨き・うがい直後の唾液採取は避けてください】と書いてありました。
ペン型の抗原検査キット、実際にやってみた。
検査キットはいたってシンプルで、先に綿のついたペン型デバイスと、そのペン先を突っ込むプラケースで構成されています。
まずは、ペン型デバイスの先についた綿を、口のなかに入れて、十分に唾液で湿らせます。【舌を突き出し舌の上の喉奥の方をコレクターで拭います。】と記載がありますので、喉に近い部分の唾液を採取したほうがよさそうです。 2分間、しっかり湿らせたら、キットのなかに同封されているプラケースに、先端部分を差し込みます。
ものの数分で線が!
まるで妊娠検査薬のよう…
高い位置と低い位置にそれぞれ線が表示されれば陽性、高い位置だけであれば陰性です。私の場合、差し込んで2〜3分で線が現れました。 【約15分以内に結果が判定できます。20分を超えての検査結果は全て無効です】と書いてありますので、念の為、15分間はしっかり、待ちましょう。
15分後…
線は高いラインに一本のまま。結果は「陰性」となりました。あくまで【研究用】の検査キットなので、陰性が証明されたわけではありませんが、新型コロナウィルスに感染しているかどうかの判断基準のひとつとして、参考にできるのではないでしょうか。
陽性判定だった方は、無料のPCR検査を受けられる
東亜産業が販売している「抗原検査ペン型デバイス」だと、もし仮に陽性の結果が出た場合、PCR検査キットをWebから申し込むことが可能です。
» 東亜産業PCR検査 https://toa-pcr.com/
私のように「無症状だけどちょっと感染が心配…」なんていう場合は、抗原検査キットはひとつの選択肢になりえる、と利用してみて感じました。PCR検査は結果が判明するまでに1〜2日かかります。抗原検査キットを利用すれば20分以内にひとまず結果が分かります。もし陽性だったらその後PCR検査、という段階を踏んでもいいのかもしれませんね。
【医療用】の検査キットがどこでも購入できる未来が、はやく来るといいですね。
街づくり行政書士の遠藤でした。ではまた!